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BABYMETALの謎を解く

妄想で突っ走ってます!(◎_◎;

真のメタルとは?-BABYMETALの衝撃

つぶやきシリーズ

えー、諸般の事情によりw「中元すず香の涙」はまたまた後回しとしまーすw

ではさっそく、

新しい概念は、

古い考え(自分)を切り裂き打ち壊す

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「期待を裏切られる」という場合、およそ次の二つの意味で使われる。

ひとつは、自分が予想していたことよりクオリィティーが低かったとき。

ひとつは、自分が予想していた以上にクオリィティーが高かったとき。

もちろん、前者は悪い意味で、後者は良い意味での「裏切り」だ。

実はどちらも同じことで「自分が予想してた」ということが基準であり、それは自分が理解している概念(ワク・物差しといっていいか)の、ほんの僅かな上下の差に過ぎない。

 

しかし、BABYMETALがもたらす「裏切り」はこの二つのいずれにも該当しない。

想定外といったほうがいいかも知れない。

つまり、誰もが思ってもみなかった、まったくの新しい概念であり、したがって、BABYMETALが新しい曲を発表するたび(毎度w)どう評価しどう位置付けるか?

争論が巻き起こる。いわゆるベビメタサプライズだ!

今回、6/21幕張でおそらく新曲が披露されだろうと思ってはいた※1が、正直、ドギモを抜かれたw

「なんてキャッチーで、なんてハードなんだろう!」

筆者は残念ながらLVでの参加だったが、それでもイスの中でビリビリ震えていた。

まさに〝予想〟を裏切る、想像を超えたシロモノだった!

※1:うろ憶えなんだけれども、たしか宇佐美氏が超キャッチーで超ハードな曲ができたようなことツイートしてたような気がする。でもそれとは別にアメリカンポップ的な曲になるかと思っていた。

しかしよくよく考えれば、BABYMETALは当初から聴く人の予想を裏切り、個人の持つ古い既成概念を、ことごとく打ち壊すことによってニュージャンルを創造してきた。

もし聴く人の想定内に留まるなら、どんなにクオリィティーが高くともそれはただの既存の良曲のひとつであって、時代を切り裂き、個人個人に改革を迫るBABYMETALにはならない。

むろん、ここまで世界からの注目も浴びることもなかっただろう。

 

繰り返しになるが、決してBABYMETALは既存のHEAVYMETALではなく、アイドルユニットでもなく、それはBABYMETALというより他ない、全く新しい概念だ。

ここを理解しないと、つまり既存の(自分がすでに知っている)ジャンルに当てはめて考えようとすると、いつまでたっても、毎回混乱することなる。

人はひとつになることを求める の中の「人が示す四つの反応」参照、どぞ。

 

別の言い方をすれば(自分の知っている概念で)

考えるな!ただ感じろ!

ってことだ。 

 

真のメタルとは?

サテ、今回、同時にKOBAMETALが目指している「真のメタル」ということも理解できたように(筆者には)思えた。

 

ご承知の通り「真のメタルを教えてあげる」とは、I.D.Z前の紙芝居内の言葉だ。

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 しかし、この「真のメタルとは何か?」ということをハッキリと理解している人は(筆者を含め)どのぐらいいるのだろうか?

 

知られている通り、KOBAMETALはプロデューサー以前に生粋のメタルフリークだ。

その彼が、メタル界の現状に憂い(というか不満)を抱き、「真のメタルとは?」と問いかけているのだから、何かしら意味と伝えたいメッセージがあることは確か。

  

BABYMETALの構造

しかし、そのことについて考えるまえに、まずはBABYMETALの〝構造〟について簡単に述べたい。(あくまでも筆者がそう思ったというだけのことなので、それが絶対に正しいのだ!すべからくそう思え!などとおバカな強制をするわけではありません。あくまでも一つの見方ってことです)

BABYMETALの楽曲は、もちろんHEAVYMETALがまずベースにあり、それに他ジャンルのレゲエやユーロビート、あるいは今回のようなスカが融合され、さらにそれに日本のJPOPや歌謡曲のメロディーが〝乗っけられて〟いる。

つまり、こんな構図だ。

[ベース・メタル]+[他ジャンル]+[日本のJPOP・歌謡曲のメロディー]BM

別の表現をすると、

[メタルのアグレッシブ・ドライブ感]+[日本のメロディーの超キャッチーさ]

ということになる。

※まぁ、もともとメタル、というかハードロックといったらいいのか、ギターソロに見られるようにメタルはメロディアスな音楽である。デスボイス・スラッシュ等の部分もあるが、基本、ギターが奏でる楽曲全体は、アグレッシブで分厚いコードで構成される、メロディー主体のロック。

 

KOBAMETALが極めて優れているのは、そこに究極のキャッチーさを持つ[日本のメロディー]がとてつもなく〝あう〟ということを示しただけではなく、すべてのジャンルを融合させてしまうことが可能である、ことを形に仕上げたこと。

日本の歌謡曲といったらいいのか、そのメロディーは耳につくことおびただしい。

おびただしいという表現は少し穏当ではないかも知れない。

がしかし、小生の話で申し訳ないが、70年代80年代と洋楽ばかり聴いていて、日本の歌謡曲などまったくつまらなく感じて聴こうとも思わなかった。今でいうロキノン系といわれる人たちような洋楽信仰の感覚だったと思う。

だが、TVや喫茶店などで流れてくる歌謡曲のメロディー=日本のメロディーというのは、とにかく耳について離れない。いつの間にか、頭の中で、え~、たとえばぴんから兄弟「女のみち」とか流れてたりして、実にうっとーしかったw

 

それは、逆にいえば、日本の歌謡曲のメロディーというのはそれだけ、メチャメチャキャッチーであり人を〝音〟で虜にしてしまう、ということだ。

※絵柄でてきとーに選んだ(///ω///) ← いや、カッコイイからですよーw でもこれだけだと私にはとても

 聴けないけど、でもバックをメタルにしたら?って考えて聴くと、意外と聴けるんじゃない?って気も…

 

だからこそ、

・METALという極めてニッチなw一部の人しか楽しめない音楽さえも、一般化してしまう力が、日本の歌謡曲~JPOPのメロディーの中にはある!

ということがいえ、さらにこれを引っくり返せば、

謡曲しか聴けない人であっても、メチャうるさくアグレッシブなメタルサウンドを無理なく自然に聴くことが出来る、ということだ。

※メタルとアイドルの親和性については、マーティン・フリードマンYOUTUBEでの解説ご参照のこと。

※むろん、BABYMETALのハイブリッドを、破たんさせることなく可能にしているのは、

 ①まずは中元すず香の歌声であり、次いで

 ②MIKIKOMETALのDANCEを完璧に(というかそれ以上に)表現してしまうYUIMOAの表現力、

 にあることは指摘するまでもない。

 

これがBABYMETALというジャンルの構造であり、この構造が老若男女・国や文化の差異・音楽的嗜好の別を超えて、多くの人々を惹きつけている最大の要因となっている。

※実際、歌謡曲なんてまったく好きじゃないはずの筆者が、あの「違う、違う」のメロディーに一発で虜になったから、自信を持って断言できる。なお、逆に最後の退出曲の評価の方が高いようだが、筆者にとっては良曲ではあるものの、あれだけだとどこかで聴いたことがあるかな~?という感じがする。

 

構造が示唆する意味

なんらかの構造やシステムがあるとき、それは必ず意味をともなう。

自動車という構造は人や物を早く楽に運ぶという意味があるし、交通管制というシステムは安全に効率よく移動状況を監視制御するという意味や目的がある。

 

同様に、BABYMETALのこの音楽的な構造も、ある意味を示唆する。

それは限られたジャンルを超え、というよりも「ジャンル」という〝枠〟にこだわらずまず〝音楽そのもの〟を聴く、という意義を示唆していると考える。

 

前にも書いたが、筆者はロックを聴く人たち、ことに現代の、メタルエリートと呼ばれる人たちやロキノン系と言われる人たちが、そんなに「ジャンル分け」にこだわってしまっている状況だとは、露ぞ知らなかった。

70年代や80年代は、ジャンル分けこそあったが、そんな妙な〝こだわり〟はなかったと思う。(実際、スカにしてもイギリスのスペシャルズ(2トーンレーベル)など、そういう実験的なムーブメントの中から誕生した。)

 

それにそもそもロック自体、社会の矛盾やしがらみといった、既成概念を打ち壊すところに生じた音楽であり、なかでもパンクやメタルは、そういう権威や権力あるいは常識を打破しよう!※2というメッセージ性の強いもののはずだった。

だから、これは真のメタルじゃないとか真のメタルだとかいう論争自体、メタル/ロックの概念からすでに外れたものであり、そういう概念こそ打ち破ることがメタルである、ということがいえる。

※2:参考 anarchy-in-the-UK S・ピストルズアナーキー・イン・ザ・Uk』の訳詞。なおこの訳者の方、ちょっと、というかかなり変わっている方のよーですが、まーしかし、意訳は結構、的を射ているかと思うので紹介しておきます。

 

したがって、今までではまったく考えられなかった、Kawaii+METALは、既存の固定(化しようとする)概念を打ち壊す、究極のミクスチャーであり、その意味ではBABYMETALの構造そのものが「真のメタル」のメッセージを体現しているということがいえよう。

 

またそれだけではなく、イジメ・ダメ・ゼッタイの歌詞がBABYMETALのアンセムとして、真のメタルを象徴していることも忘れてはならない。

差別やイジメは、自分自身ただ一人の心にこだわり、自分と他人を区別し、心の壁を作ってしまうところから生じる。

これはイジメるもの・イジメられるもの・それを傍観するものすべてに共通する。

つまり、いってみれば〝人間のジャンル分け〟をしてしまうわけだ。

(あの人はこうだとかああだとか、ついつい自分と他人を比較し決めつけてしまう。しかしながら、そう感じたからといって決しておかしいということではない。なぜなら、それは人間だったならば誰しも通常、普通に無意識的に行っていることだからである。ただ、それを〝意識的〟に排除しようとしているか、あるいは何も考えずに周囲の噂や評判=固定概念に流されてしまうか。それが人間性を左右し、争いの世界とするか安穏の世界とするかの違いとなって現れるということ)

 

この〝自分だけ 〟という心の壁、いわば人間ジャンル分けの壁を超え、叩き壊さない限り、イジメや差別、そして究極的には世界の争いや憎しみはなくなることはない。

 

いずれにしろ、実際にすでにBAYBMETALは、世界において多くの既成概念を打ち破り、多くの人々の心を変えてきた。

 

真のメタル。

それはすべての区別する心・こだわり捨て、

既成概念や思い込みに縛られず、

囚われのない、真の自由な心と

ありのままの自分であること。

そうして、

その歌(メッセージ)が

自分の生きる姿に重なるその瞬間(とき)、

真のメタルレジスタンス=BABYMETALは完成される。

 

 

Q:ナマケモノはメタル?メタルじゃない?

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すなわち、

 

ナマケモノはメタルである!!!

これがMOAMETALの答えだ!

 

 

 

まいったか! 

(すぅちゃんとゆいちゃんはちょっと考えてるw)

 

【付記】

えー、前々回、KOBAMETALについての記事、ご要望いただいてましたので(←ありがとうございます!)、それについて少し述べたいと思います。

まぁ~、おそらくソースは皆様とほぼ一緒かも知れませんが、以下はあくまでも筆者個人の考えを〝くっちゃべって〟みたものです。ですので、もしかしたら「なんか違うなー」と感じられる点があるかも知れません。その際は何卒ご容赦ください。

サテ、KOBAMETALは、個人的にはメタルフリークであると同時に有能なプロデューサーであることはよく知られています。

つまり、これが意味するところは、KOBAMETALは「決してアーティスト(主役)ではない」ということです。

 

筆者の印象からすると、人物でいえば、ちょうど映画監督のピーター・ジャクソンのような立ち位置じゃないかと思うのです。

 ご存知かと思いますが、ピーター・ジャクソンは、アカデミー賞を受賞した映画「指輪物語」の監督です。彼は、アマチュアの青年時代から映画が好きで、なかでもことのほか好きだった、映像化は不可能と言われていたJ.R.R.トールキンの大作「指輪物語」の映像化に見事成功し、世界中のトールキンファンの絶賛を浴びました。 

www.youtube.com

映画監督というのは、全体を指揮しますが、しかし自分が主役として前面に出て演ずるわけではありません(中には兼任する場合も)。ピーターは、もちろんトールキンが描く膨大な世界観を誰よりも知悉し、全体をプロデュースはしますが、しかしそれを表現するのはやはり演技のプロである俳優女優にまかせます。脚本やサウンドトラック・衣装も然り。

しかし、だからといって、名俳優がいさえすればすべて名作となるか?というとそういうわけではありませんよね。やはり、名監督や名脚本家、名音楽家などがいなければ、名作には成り得ません。

 

それと同様で、KOBAMETALもメタルや日本の音楽界を知悉し、それこそ愛しているかも知れませんが、しかしやはり表現者ではなく監督者だと思うのです。

なお、映画界では有能な俳優がたくさんいますので、とっかえひっかえが出来ますが、ことKawaii+METALに関しては、今のところ、それを表現できる人は中元すず香水野由結菊地最愛しかいません。

その中元すず香を見い出したこと、彼女たちにKawaii+METALをさせたこと、その炯眼こそ、プロデューサーとしての面目躍如ということでしょう。もし、これがすぅちゃんの歌声でなければ、果たして同じような注目と感動を世界の人々に与えられたかどうか?甚だ疑問です。

 

したがって、

中元すず香がいたからこそ、Kawaii+METAL成立し、

・KOBAMETALがプロデューサーだからこそ、BABYMETALが存在可能となった。

・どちらが欠けても存在し得なかった。つまり、どちらが先、というわけではなく、

 他のメンバー含めて、TEAM-BABYMETALとしてバンドである。

そう思うのです。

 

なお、実はロック界でも「作られたもの」が「本物」になった例があります。

それは(何度も出てきますが^^;)77年のS・ピストルズがそれです。

 

S・ピストルズは、マネージャーのマルコム・マクラレンが、当時、先行してニューヨークパンクとして活躍していたニューヨークドールズを参考に、同じものをイギリスでも出来ないかと考えて、イギリスのパブでうろうろしていた、ジョン・ライドンほかメンバーを集めて「作ったもの」です。

しかし、それが曲を作らせてギグをあちこち企画しやらせたら、「本物」だった。

「本物」だから、あっというまにムーブメントとなり、全世界に広がった。

その当時、誰もS・ピストルズを指して「作られたもの」と非難するものはいなかったと思いますし、今もいないと思います。

それが、いまでは「これが真のメタル」だとか「メタルじゃない」とか・・・・・w

おそらく音楽業界自体がなんらかの原因でどこか歪んでしまったのでしょう。

 

ちなみに、同じ監督者といっても、マルコムは金儲けがすべてでピーターは先に映画が好きだということの違いがあります。

しかし、そこから出てくる「表現者」は、監督者が本物であろうと偽物であろうと、能力・才能さえあれば、「本物になる」ということが言えるかと思います。

 

※ちょっと心配なのは、KOBAMETALがホンモノだとしても、おおもとのアミューズの幹部が株主を意識して妙な「金儲け」を企画し始め、KOBAMETALの現場にいらんちょっかい出し始めたら…、BABYMETALをメチャにしちゃうんじゃないか…

そういう懸念は十分あります。

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