BABYMETALの謎を解く

妄想で突っ走ってます!(◎_◎;

500年の奇蹟-その1

 

BABYMETALは今、
時代の大きな変化の先触れ=現象として現れ、
事実、音楽を通じて人々を、ひいては世界を変えようとしている。

 

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4/1、FOXDAYを皮切りに、
BABYMETALはまさに世界を相手に怒涛の進撃を開始した。  
これを単なる音楽現象や特殊な文化現象とだけ受け取るのは明らかに間違いだ。
そういう表面的な見方で理解したならば、
私たちはこの現象の、最も重要な「本質」を見逃してしまうことになる。

 

このBABYMETAL現象を明らかにしたとき、
人類の未来を切り開く新しい時代もまた明らかになり、
人々と世界の前に新しい未来が開く。

 

今、新しい音楽形態として一躍世界から注目され報道されているが、
BABYMETALは決してそれだけにはとどまらない。
また留めてはならない。 

 

だからこそ、BABYMETAL(現象)の謎を解き明かし、
その意味を明確にしなければならない。
筆者はそう考えている。

 

 

 

1.『METAL RESISTANCE』レビュー

 

 

すでに日本を含む世界中の音楽サイト・音楽誌において(某Bn!誌除くw)、BABYMETAL2ndアルバム『METAL RESISTANCE』がレビューされている。

 

そこで筆者は、
(同じようなこと述べてもつまらんだろし、10ccの音楽性と比較してレビューしよう)と考えていたのだが、先ほどBABYMETALアンテナの2ch記事を見たところ、すでに10ccに言及されている方がいたので、アルバム全体として簡単に説明することにした。

 

70年代を知ってる年配の方はご存知かと思うが、10ccとはイギリスで活躍していたプログレッシブロックにジャンル分けされるバンドで、かなり実験的・進歩的な音楽性を持ったバンドであった。

若い方なら、次の曲を聴けば車のTVCMなどでよく流れていたので「あぁあの曲か~」と思うに違いない。

 

 

 

しかし、実際は他の曲を合わせアルバム全体を通すと、ジャンル的にかなりバラエティーに富んだ音楽性を持つバンドであることがわかる。

試しに、10ccの最高傑作と言われる4枚目のアルバム『How Dare You! 』からこの曲を聴いてみよう。

 

 

 

のっけから、META!メタ太郎と同様の行進曲のようなリズムで始まり、いきなり転調する。しかも一度だけではない。まるで何曲かの曲をひとつの曲にまとめたような感じだ。他の曲も同様。

ジャンルもロックからレゲエ・ボサノバ、もちろん、前掲のI'm Not In Loveのような超POPな曲まで非常に範囲が広い。(ちなみにクィーンのスタイルはこの10ccをよりPOPにしたもの)

 

 

なぜこのような多様性に富んだ楽曲群が生まれたのかというと、その謎はメンバー構成そのものにある。

10ccは、
 ケヴィン・ゴドレイ、ロル・クレーム
 エリック・スチュアート、グレアム・グールドマン
の4人のメンバーで構成されていたが、この内、
前者のゴドレイ&クレームの2人が非常に進歩的な音楽性を志向し、

逆に残りのスチュアート&グールドマンの2人がPOPな音楽性を志向していたため、
その二つの音楽性がバランスよくひとつのアルバムに反映され、クオリティの高い作品群が生まれたのである。※注:楽曲がよいことは当然のこと。

 

 

しかし残念ながら、方向性の違いから意見が食い違い、ゴドレイ&クレームは脱退し、この後のアルバムはPOP中心のアルバムとなって作品性が落ちてしまった。
ちなみにゴドレイ&クレームの方も、脱退後アルバムを出したが、実験的過ぎて自己満足的な作品となってしまった。

 

 

話を元に戻そう。
つまり10ccは、POPSのキャッチ―さをその他のジャンルと融合することによって、優れた作品性を担保していたということであり、これはまさにBABYMETALが、メタルとJPOP+多ジャンルとの融合により作品性を高めていることと同様である。

 


またそれだけではない。
アルバム全体を通して聴くと、メタルサウンドの過激さ攻撃性が、まるでキング・クリムゾンの作品のような緊張感を曲間にもたらし、さらには後半の3曲がEL&Pのような抒情性と壮大さを実現している。

 

 

しかも楽曲の一つ一つが(通常のバンドだったら似たような曲ばかりでひとつのアルバムとなるので)それを元にした新たなアルバムとなり得るような、バンドのさらなる可能性と将来性を十二分に予感させ、3rd・4thへの期待は尽きない。

すでに多くのレビューで言及されているように、ロック史上に残る名盤となることは間違いない。

 

 

※なお、海外の一部のメタル関係者・誌のレビューでは、後半のバラードをバランスを崩している、あるいは後半3曲はいらない、と評している批評家がいるが、それはあくまでも「メタル」ジャンルのみで評価しようとする偏った視点のせいであろう。
10ccなど、70年代のプログレ等、ジャンルの隔てなく聴き馴染んで来た方は、META!メタ太郎含め、違和感なくその良さをストレートに聴きとれていることと思う。
※ちなみに我が娘には、小さい頃から、10ccからピストルズ、ファンクや今でいうところのEDMまで、さまざま聴かせて英才教育?してきたのですんなり気に入っている、、、ん~、ただ、友達とカラオケに行っても趣味が合わなくて困る~って苦情言われたことあるな、そーいえば(・∀・;

 

 

2.『METAL RESISTANCE』レビューをレビューする

 

 

サテ、実はここからが本題だ。

各レビューを読むと、ある共通する点があることに気が付く。

それは絶賛記事も中立や否定的立場の記事も同じだ。

 

 

どういう点かと言うと、いずれも共通するのは、

「このアルバムは、BABYMETALが作られたものであるという批判を打ち消すほどクオリティーが高い」
というスタンスに基づいているという点だ。

 

 

もちろん、否定的立場のレビューはアルバム自体を否定し、というよりも作品性を問うことなく、事務所の商業目的によって作られたことのみを批判あるいは揶揄している。
いずれにせよ、一般大衆に迎合するキャッチ―なポップスならいざ知らず、ロックはミュージシャン自ら演奏し作るべきもの、というスタンスが欧米のスタンダードになっていることが理解できる。

 

 

これは実は、500年続く間違った思想から導き出された、誤った考え方なのだ。

今現在、世界中の多くの人々が知らずその考え方に馴らされ影響を受け、嫉妬と疑惑・怒りと不信・排除と疎外・対立と諍いの苦悩の渦の真っただ中に巻き込まれている。
しかもそれは年々拡大しつつあり、世界は各所でほころびを見せつつある。

 

 

BABYMETALはその真っただ中に現れるべくして現れた。

 

 

新しい思想。

つまり、西洋思想を積極的に取り入れ独自に融合した日本でしか生み出せなかった、
新たな思想を体現し、世界に呼び掛け、
そうして、混乱と困惑、反感と狂喜を引き起こしながら、
静かに静かに、一人一人の心を開き、いつの間にか世界を変えてゆく。

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それがこのアルバムのイデオロギー※1であり(作品としての)本質部分である。

次節、おそらく欧米の思想に慣れ親しんだ海外レビュワーにはなかなかレビューし切れないであろう、その「本質」について述べていこう。←あ!ここまでまだ前振りですヨw|д゚)

 

 

 

※1ここでいうイデオロギーという単語の意味は、左翼とか右翼とか共産主義とかブルジョワとか、そういう政治的な意見・考え・思想のことではなく、「人間の持つ精神性=意識のあり方」という意味に理解して下さい。
つまり社会的に動機づけられた人間の意識形態全般を指し、マルクスによれば人間の意識のあり方は、社会の経済構造に規定され「法的・政治的・宗教的・哲学的・芸術的」形態全般を含む意識のあり方を指してイデオロギーと呼ぶわけです。


興味深いのは、えーと、KOBAMETALがCD&DL誌のインタビュー記事内で、
BABYMETALのイデオロギーを受け継いでくれそうなチビッ子〝BABYMETALチルドレン〟に向けた歌という感じです。」
と表現してるんですね。これは言い換えると、
「BABYMETALのイデオロギー=考え方・感性・思想=人間の意識のあり方を受け継いで~(後略)」
となるわけで、まさしくイデオロギーという単語を正確に使用しているわけです。

 

 

 

とゆーことで、ちょいと中途半端ですが、長くなりそうなので今回はここまで。

 

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◎次回:キーワード

スティグリッツ米コロンビア大教授・世界システム論・ハイデガー
・Don't think, feel!・商業主義・満足感、etc

 

◎予定:早めに、たぶん

 

◎タイトルについて:

500年っておいおい、なんちゅうおおげさなw

でもよくよく考えると、意外と意外におおげさぢゃ~ないかも知れない。


見よ!あのレイトショーのギミチョコの混乱を。

あの人の心に与える多大な影響力は、それだけ欧米の人々の考え方や感性とは絶対的に異なった、革新的な訴えかけるもの=異質なイデオロギーがある!という証左以外の何ものでもない。

 

もちろん、最初はギミチョコで、Kawaiiーッ♡楽しいーっ♪だろう。
しかし、皆さんご承知の通り、ベビメタの深みにハマればハマるほど心が変わる。
心が変われば生き方が変わる。
多くの人々の生き方が変われば社会が変わり、社会が変われば世界は変わる。

 

だから、そういうことなのだ。

そういうことがないとは決して誰も言い切れない。

たった三人の小さな女の子が世界を変える。

なんとも痛快ではないか。

 

500年の奇蹟が今始まる、いや始めなければならない。

なぜなら、

まだ、私たちは、間に合うかも知れないから・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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