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BABYMETALの謎を解く

妄想で突っ走ってます!(◎_◎;

500年の奇蹟-その3(海外編)

500年の奇蹟-その2(日本編) より続き

 

 

 

世界を変えるもの

 

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2016年3月、政府は国内外の有識者に経済情勢について意見を聴く「国際金融経済分析会合」を開いた。そこでジョセフ・スティグリッツ米コロンビア大教授が消費税増税ではなく炭素税の導入を提言した。

 

 

これがどういう意味を持っているのか理解するには、(少々批判はあるが)ウォーラーステイン教授の世界システム論に沿って理解するとわかりやすい。

 

世界システム論とは、経済的な連関が世界の全体性を形成しているというものである。
※ここでいう世界とは、地球全体のことではなく「ひとつの経済的な繋がりでひとつの世界ができている」という程の意味で、共通の経済を通じて形成された経済圏=世界と考えるとわかりやすい。

 

つまり現在まで500年以上続いている資本主義経済という世界システムは、中核となるヘゲモニー(覇権)国家とそれに従属する周辺国よる分業体制によりシステム全体が構築され、不均衡な形で地域間格差が大きいとする。

 

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この世界システムは当初、地球の一部だけを覆っていたが、現在では経済によって世界全体がつながり、それが地球全体を覆っていると考えるわけである。
歴史的にはオランダ→イギリス→アメリカがヘゲモニーの地位を獲得してきたが、現在アメリカはヘゲモニーの衰退過程にあり、終わりが近いとする。

 

つまり、現代は現状システムの移行期にあたり、新しい「反システム運動」が今後数十年続くとウォーラーステイン教授は言う。
古い反システム運動は社会主義と民族解放運動であったが、現在「エコロジー」「フェミニズム」が新しい「反システム運動」と言われる。
それが現資本主義システムに対抗できるかどうか?は不明だが、喫緊の課題である地球温暖化阻止の観点からすれば、エコロジー抜きにして世界経済は語れず、社会的な性差(ジェンダー)のボーダーレス化は歴史的規模で世界中に急速に浸透し、社会と世界経済(システム)に影響しつつあることは間違いない。

 

 

そこで先のスティグリッツ教授の炭素税提言を見ると、この流れに沿っていることが理解出来る。

要するに、簡単に言ってしまえば、現状の資本主義による世界システムの質的変換を促しているということだ。

 

 

しかし、個人的には資本主義による現システムに根本的な変化はないと考えている。
もちろん、世界全体が一致してエコロジーに取り組めば、地球温暖化に関しては阻止、あるいは進行を遅らせることは可能であると思う。(というより遅いぐらいかも知れない)

 

 

しかし経済構造(システム)という観点からすれば、それはやはり現状と同様、資本家と労働者という関係に変化はない。
だから、そこにはやはり格差は生じる。
「賃金(富)の再配分」の平等性・公平性という点を踏まえるならば、現状同様、富の偏在は世界中の各所において不満と怒りの感情を引き起こし、人々を対立へと駆り立てるだろう。

 

むろん現在まで、資本主義・自由主義経済によって科学が発達し、世界全体の医療や食料供給事情が格段に改善されたことは間違いなく、現在の発展途上国もこれから次第に物質的に豊かになっていくだろう。
だがしかし、経済の発達に伴う貧富の格差と不満は絶対に解消できない。
畢竟、人の幸福感は物質の多寡では得られず、満足感そのものによるより他ない。

 


そうすると、やはりそこには、世界中の一人一人に対して「仕事をする」ということ
そのものに対する考え方・価値観の転換が求められているということになる。

要するに、欧米が培ってきた資本主義経済の構造を変える〝だけ〟ではダメなのだ。
だからこそ、日本独特の「仕事に対する価値観」という精神性・思想が重要となって
くるのである。

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誰が変えるのか

 

現在、この日本が培ってきた考え方・価値観を世界に今、一番広めているのは誰か。
まったくもって信じ難いことに周囲を見渡す限り、それはBABYMETALの三人以外いないのである。

 

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自分たちの価値観とは全く異なる異質な存在だからこそ、海外の人は強烈に反応する。

 

最初は「なんじゃこりゃ?」という奇妙さと可愛さ+キャッチ―な歌とダンスで
人々の心にフックを掛け、
ある人には商業主義のギミックに対する問題意識を喚起し、
ある人には、キャッチ―さと可愛さの奥に隠されたプロ意識を認識させ、
さらによく知る人には、THE ONEの概念を理解させ、共感させ、
その人の心そのものを変え、生き方そのものを変えてしまう。

 

 

いずれにしても、世界の多くの、ひとりひとりの心に何かしら変化を突き付ける。
冷静に考えれば考える程、現状これほどの影響力を与えている日本人はいるだろうか?
と考えてしまう。

 

 

スティグリッツ教授は、
炭素税導入による経済システムの質的転換を提言したが、


BABYMETALは、ただ全身全霊を込めて歌い、踊り、
そしてお茶目に、無邪気に語り振る舞い、
人々の、ひとりひとりの心をつかまえ、転換を促してしまう。

 

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誰がこれに抵抗できよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

後記:
・ 長くなりすぎたので、ハイデガー他は省略した。

・鬼編集長(嫁)から「つまらない~」と言われたw|д゚)

・ここに述べていることはすべて個人的な解釈(素人考え)に基づくのものです。

・妄想全開!まるでノーベル平和賞でもとるんじゃないか?っていう勢いだな、コリャw

・世界有数の地震国である日本は、度重なる災害を目の前にして、常に前を向いて、
 未来の可能性を信じて、互いに手を取り合って生きるより他なかった。
 もしも、すべての国の人々が、たとえ大災害にあったとしても、配給を求めて怒号を
 叫ぶわけでもなく、奪い合うのでもなく、互いに相手を思いやり支え合うようになれ
 ば、世界の問題の半分はなくなるのだろう。
 すべての夢が現実となるとは限らない。
 しかし、すべての夢が現実にならないとも限らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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